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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (5)
学術展示
内服による螢光眼底撮影検査の小児眼底疾患への適用
Oral fluorescein fundus angiography in children
枩田 亨二
1
,
田中 尚子
1
,
荘野 忠朗
2
,
三木 徳彦
3
Koji Matsuda
1
,
Hisako Tanaka
1
,
Tadaaki Shono
2
,
Tokuhiko Miki
3
1大阪市立小児保健センター眼科
2大阪医科大学眼科
3大阪市立大学眼科
pp.696-697
発行日 1988年6月15日
Published Date 1988/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210425
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- Abstract 文献概要
緒言 螢光眼底検査は眼底疾患の鑑別診断に不可欠なものとなってきた.しかし,小児では静脈内注射を行いながら眼底撮影を行うことは困難なため,施行する症例はどうしても限られる.これに対し,フルオレセイン内服による方法を用いれば,より多くの小児例に適用できるように思われる.すでに内服による螢光眼底撮影検査の有用性に関してはいくつか報告があるが,これまでの検討は主に成人を対象としており,多数例の小児での報告はない.著者らは,大阪市立小児保健センター眼科における小児例での施行状況,その有用性および副作用について検討した.
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