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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (4)
学術展示
円錐角膜患者の性格の特徴について
A psychological study of personal characterstics in patients with keratoconus
安本 京子
1
,
宮本 裕子
1
,
福田 昌彦
1
,
西田 輝夫
1
,
大鳥 利文
1
,
米虫 節夫
2
Kyoko Yasumoto
1
,
Yuko Miyamoto
1
,
Masahiko Fukuda
1
,
Teruo Nishida
1
,
Toshifumi Otori
1
,
Sadao Komemusi
2
1近畿大学医学部眼科学
2近畿大学農学部農芸化学科
pp.546-547
発行日 1988年5月15日
Published Date 1988/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210380
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- Abstract 文献概要
緒言 円錐角膜は慢性で進行性の角膜疾患であるが,その病因はいまだ不明である1).円錐角膜患者は,他の角膜疾患の患者に比し特徴ある性格を有することを外来でしばしば実感する.患者の性格を知ることは,疾患の管理上きわめて大切であるのみならず,本疾患の病態解明の糸口を与える可能性もあると考えられる.円錐角膜の性格的傾向を明らかにするために矢田部-Guilford性格検査(Y-Gテスト)および絵画欲求不満テスト(P-Fスタディ)を行い,屈折異常のない正常対照群との差異について統計学的検討を加えたので報告する.
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