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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (4)
学術展示
新生血管黄斑症を合併した両眼性脈絡膜骨腫の1例
A case of bilateral choroidal osteoma with neovascular maculopathy
石丸 裕晃
1
,
馬詰 裕道
1
,
藤田 善史
1
,
三村 康男
1
Hiroaki Ishimaru
1
,
Hiromichi Umazume
1
,
Yoshifumi Fujita
1
,
Yasuo Mimura
1
1徳島大学医学部眼科学教室
1Dept. of Ophthalmol, Sch of Med, The Univ of Tokushima
pp.544-545
発行日 1988年5月15日
Published Date 1988/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210379
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- Abstract 文献概要
緒言 脈絡膜骨腫(choroidal osteoma)は,脈絡膜骨分離腫(osseous choristoma of the choroid)とも呼ばれ,1978年にGassらが報告して以来,注目されている疾患である.これまで数十例の報告があるが,新生血管黄斑症を合併した症例の報告はほとんど認められず,その治療に関して統一された見解はない.今回我々は新生血管黄斑症を合併した両眼性脈絡膜骨腫の1例を経験し,興味ある経過を観察することができたので報告する.
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