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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (3)
学術展示
外転神経麻痺によって発見された甲状腺機能正常な甲状腺癌の1例
Abducens palsy masqueraded in a case with euthyroid thyroid carcinoma
三輪 正人
1
,
野崎 尚志
1
,
中村 二郎
2
Masato Miwa
1
,
Jiro Nakamura
1
,
Hisashi Nozaki
2
1滋賀医科大学
2名古屋鉄道病院
pp.394-395
発行日 1988年4月15日
Published Date 1988/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210338
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- Abstract 文献概要
緒言 成年の1眼に起こる外転神経麻痺は日常診療で,しばしば遭遇する.今回,突然発症した外転神経麻痺の1症例を精査したところ,甲状腺機能の正常な甲状腺癌を認め,この外科切除後,麻痺が完全に寛解したことを経験した.文献的にも,非常に稀であるので報告し,併せて,若干の考察も行った.
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