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特集 第41回日本臨床眼科学会講演集 (1)
学術展示
後房レンズ移植後の眼圧上昇術式および術前処置との関連
Intraocular pressure elevation following intraocular lens implantation. Role of surgical procedures and preoperative managements
高橋 信夫
1
,
柴田 崇志
1
,
山村 敏明
1
,
田中 泰雄
2
,
渡辺 のり子
3
,
安井 紫都子
3
Nobuo Takahashi
1
,
Takashi Shibata
1
,
Toshiaki Yamamura
1
,
Yasuo Tanaka
2
,
Noriko Watanabe
3
,
Shizuko Yasui
3
1金沢医科大学
2東北労災病院
3弥生病院
pp.160-161
発行日 1988年2月15日
Published Date 1988/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210275
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- Abstract 文献概要
緒言 白内障嚢外摘出術(ECCE)および眼内レンズ(IOL)移植後のいずれにおいても術前より術翌日に有意に眼圧が上昇することは既に報告されている1,2).一方,ヒアルロン酸ナトリウム(H-Na)をIOL移植時に使用するとその術後の眼圧上昇は更に著明となり,我々も確認している3).
本稿においては,IOL移植術の術式の相違や術前処置,特に眼圧下降剤の有無によって,術後眼圧の上昇がどのように影響を受けるかを検討した.
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