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特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (1)
学術展示
全層角膜移植再移植におけるMizoribineの使用経験とステロイド剤の減量効果
Clinical experience with the use of Mizoribine in keratoplasty and the effect on reduction in the corticosteroid dosage
南 修一郎
1
,
金井 淳
1
,
村上 晶
1
,
中島 章
1
Shuichiro Minami
1
,
Jun Kanai
1
,
Akira Murakami
1
,
Akira Nakajima
1
1順天堂大学医学部眼科
pp.150-151
発行日 1986年2月15日
Published Date 1986/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209618
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- Abstract 文献概要
緒言 全層角膜移植において移植片反応は混濁原因の大きな因子の一つに挙げられている.著者らは移植片反応にhigh riskである再移植例等の全層角膜移植後に免疫抑制剤Mizoribine1)(Bredinin®:東洋醸造)を経口および点眼投与し,移植片反応抑制効果について検討したのでその結果について報告する.
対象と方法 対象は順天堂大学で1983年4月〜1985年2月迄の間に行った全層角膜移植156症例中,移植片反応のriskがある30例に対してMizor-ibineの経口および点眼投与を行い,6カ月以上の経過観察を行った.経口投与例22例中,初回手術例は14例,再移植例は8例であった.点眼投与は9例で内1例は経口投与も行った.
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