Japanese
English
連載 眼科図譜・323
先天性乳頭上硝子体嚢腫の1例
A case of congenital pre-papillary vitreous cyst
大久保 彰
1
,
大久保 好子
1
,
奥野 幸雄
1
,
金上 貞夫
1
,
清水 昊幸
1
Akira Okubo
1
,
Yoshiko Okubo
1
,
Yukio Okuno
1
,
Sadao Kanagami
1
,
Hiroyuki Shimizu
1
1自治医科大学
pp.1014-1015
発行日 1984年10月15日
Published Date 1984/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209254
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- Abstract 文献概要
先天性乳頭上硝子体嚢腫は硝子体管の遺残物として視神経乳頭あるいはその周囲に見られるepipapillary mem—brane (Bergmeisters' papilla)が嚢腫状に残存して形成されたものであり,極めて稀な非遺伝性の硝子体発生異常である1〜3)。今回我々は,先天性乳頭上硝子体嚢腫の1例を経験したので報告する。
症例:71歳,女性。
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