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CPブラケットによる成績を解析する上で,正常CPの基準について検討した結果,No 31ではマ盲点の1ポイントを除く,異常ポイント1個,No 32ではマ盲点1個を除く異常ポイント2個が,正常CPと判定された。
CPへ影響する要因としては,上眼瞼・レンズ矯正・瞳孔径など,これまでの視野検査上注意すべき点の外,検査への対応度,すなわち初回に現われ,2回目以後に消失する異常性で,この練習効果は無視できない要因として注目された。
No 31,32による376眼のCPによると,初回正常CPと出た115眼中,2回目も正常CPが得られたもの94眼(81.7%),異常CP 21眼(18.3%)であった。また,初回異常CPの検出された261眼については,2回目正常CPは97眼(37.2%),2回目に異常CPの検出されたものは164眼(62.8%)であった。これらの臨床的な結果からCPブラケットによる解析能力の臨床的な長所,欠点を述べた。
We evaluated the usefulness and limitations of automated static perimetry with Octopus in which computerized perimetry bracketing (CP bracketing) is employed over a range within 30° from the fixating point. During the process of interpretation, we placed more emphasis on the changes in the sensitivity threshold for each point of measurement and in the number of abnorml points rather than on the overall visual field pattern recorded in a characteristic half-tone array.
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