Japanese
English
連載 眼科図譜・272
光凝固により縮小した硝子体嚢胞の1例
A case of vitreous cyst treated by photocoagulation
小野 秀幸
1
,
日谷 博光
2
,
久賀 宣人
2
Hideyuki Ono
1
,
Hiromitsu Hitani
2
,
Norito Kuga
2
1広島大学医学部眼科学教室
2広島赤十字病院
1Department of Ophthalmology, Hiroshima University School of Medicine
2Department of Ophthalmology, Hiroshima Red Cross Hospital
pp.934-935
発行日 1980年7月15日
Published Date 1980/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410208140
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〔解説〕
硝子体嚢胞は,かなり稀な疾患であり,わが国では,10余例の報告をみるにすぎない。なかでも,何らかの治療を加えて有効であったとの報告例は皆無である。
最近,我々は硝子体内を遊走する,先天性と思われる硝子体嚢胞に遭遇し,光凝固によって著しく縮小させることができた症例を経験した。
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