座談会
第65回日本眼科学会総会を語る
桐沢 長徳
,
初田 博司
,
藤山 英寿
1
,
弓削 経一
2
,
萩野 鉚太郎
3
,
倉知 与志
4
,
水川 孝
5
1北大
2京府医大
3名市大
4金沢大
5大阪大
pp.796-810
発行日 1961年7月15日
Published Date 1961/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207273
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
司会(桐沢)今日は中泉博士もいらつしやる筈でしたけれども,他の会がありまして,私と初田博士と2人で司会ということになりましたから,よろしくお願いいたします。学会が終つたばかりでお疲れのところを本当にここまで来て頂いて,大変恐縮しております。荻野先生には今総会の特別講演担当者として非常に立派な御講演を聴かせて頂きましたし,また藤山先生は宿題の一部を担当されて最尖端の電子顕微鏡の御研究を見せて頂きました砥かに,来年の総会長にもなつて居られます。また,弓削先生はこの前,国際眼科学会にも御一緒しまして,世界の学会に対する御感想なども,色々お持ちのことも承知して居りますし,また今度の学会では全会員を代表して最後に謝辞を述べられ,その時に今総会の特徴などを非常によくお述べになつて,皆感心したわけなんですが,水川先生は再来年,大阪の医学会総会の分科会長として司会をなさるということに決つて居られます。つまり,各先生方がそれぞれ日本の眼科の第一線で活躍して居られるわけですから,特にこの際,学会に関して先生方のお話を伺えますことは非常に意義のあることと思つております。
Copyright © 1961, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.