印象記
第69回日本眼科学会総会(2)
坂上 道夫
1
,
百々 隆夫
2
,
糸井 素一
3
1慶応大学
2京都府立医大
3順天堂大学
pp.1065-1071
発行日 1965年8月15日
Published Date 1965/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410203254
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南国の情趣豊な熊本市に於いて,前日の特別講演,一般講演によつて,漸く場慣れした雰囲気の中で午前中は第45席から始まつた,熊本県立図書館ホールはほぼ8分の入りであつた。
第45席,倉敷中央病院,森,松山氏等の葡萄膜炎患者血清蛋白の解析があり,Electrophoresisによつてα—グロブリン域の増強及びβ2グロブリンの増量が報告された。この発表に対し,同様の追加があり,正常範囲内に入るものもあるので診断的価値を得るには尚研究を要するという点,又葡萄膜自体の抗体に関して今後の研究に待つ処を演者は述べた。
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