座談会
第64回日本眼科学会総会を顧みて
三国 政吉
1
,
大橋 孝平
2
,
杉浦 清治
3
,
中泉 行正
,
桐沢 長徳
1新潟大学
2慈恵医大
3東大
pp.995-1006
発行日 1960年5月15日
Published Date 1960/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206973
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
中泉 皆さん今晩は長崎からお帰りになつて早々でお疲れのところをお集まりいただきまして,まことにありがとうございました。まだ長崎からほやほやのところで,長崎の学会のいろいろの見聞記をお話し願いまして長崎学会の座談会というのをいたしたいと思います。ひとつ何分よろしくお願いいたします。
桐沢 ことしは第1会場と第2会場に分かれていた関係もあつて,全部講演を通して聞いたという方はまずないわけですね。それだけにお話がばらばらになるかもわかりませんけれども,皆さんのお聞きになつたのが違うから,却つておもしろい点もあると思うのですが,一番先に牧内正一教授の特別講演ですね。それの感想ぐらいから始めましようか。どうです。三国先生ひとつ特別講演の御感想……。
Copyright © 1960, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.