Japanese
English
臨床実験
特発性結膜下出血症
Hyposphagma Conjunctivae idiopathica
原 東亜
Toa Hara
pp.1305-1307
発行日 1956年10月15日
Published Date 1956/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205824
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I.緒言
本症は目立ち易すい部位である為め,患者よりも周囲の人を驚ろかし軽度のものであつても患者の不安が大きいのが普通であるが,一般に意義なしと考えられ自然治癒に任されているもののようである。然し乍ら,私は昭和27〜28年に私の外来を訪れた本症患者に就いて極めて杜撰ではあるが些か統計的観察を試み,従来の態度を改めねばならないのではなかろうかと思われる結果を得たので小数例ではあるが報告し先学の御教示を得たいと希う次第である。
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