第80回日本眼科学会総会印象記
房水・葡萄膜炎・免疫(第1会場第1席〜第10席),他
浦山 晃
1
,
桜木 章三
1
,
酒井 文明
1
1秋田大学
pp.957-976
発行日 1976年8月15日
Published Date 1976/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205506
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アンジェラスの鐘とともに開幕の第1日,長崎の空はさつき晴れに澄みわたり,暑からず寒からず,学会には惜しい程の好日である。総会議事に続いて,10時より12時半まで房水,葡萄膜炎,免疫に関する一般講演が行なわれた。
冒頭の3題は,近年各科領域で脚光を浴びているプロスタグランディンズ(PGs)に関するもの。眼科領域では炎症,眼圧,瞳孔反応との関連において,三島教授らにより夙に採りあげられた課題で,基礎的検討の段階から臨床的な病変の面へと向いつつあるように感じられた。
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