眼疾患と遺伝相談
—その3—小眼球microphthalmia
小林 守
1
1帝京大学
pp.1343-1345
発行日 1975年12月15日
Published Date 1975/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205387
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左眼小眼球の男児(生後1カ月)をつれて,両親が遺伝相談のために来院した。右眼には特に異常を認め得なかつたが,左眼は臨床的には無眼球anophthalmiaと言えるほどの小眼球であつた。
この男児は出生時体重3200g,全身的異常の有無については,産婦人科医や小児科医による精密検査を受けており,四肢の奇形や心臓その他に異常を認めていない由であつた。
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