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連載 眼科図譜・217
手持眼底カメラによる比較的容易な倒像眼底周辺部撮影法
An Inidirect Peripheral Fundus Photography
糸田川 誠也
1
,
上野 明廣
1
,
三木 弘彦
1
Seiya Itotagawa
1
,
Akehiro Ueno
1
,
Hirohiko Miki
1
1関西医科大学眼科学教室
1Ophthalmological Department Kansai Medical University
pp.1297-1298
発行日 1975年12月15日
Published Date 1975/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205380
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〔解説〕
眼底所見を正確に記録するには,眼底写真が非常に重要でちる。現在の直像式眼底撮影装置による眼底周辺部撮影には,その撮影範囲に限界があり,倒像式眼底撮影の必要性を感じる。1972年永田氏1)らが,手持眼底カメラによる倒像撮影法を発表して以来,今日まで,2,3の変法の報告2,3)がある,われわれは,そのいずれの方法にも追試を行なつてみたが,操作が煩雑で,失敗が多く,よほど熟練を要すると思われる。"誰れもがより容易により安定した鮮明な倒像眼底写真が撮影出来る"ということを考え,永田らの撮影原理を応用し,下記の方法でほぼ満足する結果が得られた。
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