Japanese
English
特集 小児眼科
視覚障害児の指導と教育
Training and Education of Visually Handicapped Children
原田 政美
1
Masami Harada
1
1東京都心身障害者福祉センター
1Metropolitan Rihabilitation Center for the Physically and Mentally Handicapped
pp.1381-1384
発行日 1970年11月15日
Published Date 1970/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204404
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はじめに
先天的異常,あるいは生後早期の疾患により,失明またはそれに近いような強い視覚障害を生じ,治療による回復が困難な小児に対しては,彼らを病人として取り扱うのでなく,目だけが不自由な「普通の子ども」としてすくすく育つていくことを願い,またそれが可能になるように指導してやることが必要である。
このような指導は,医学というよりも教育の分野に属することであるが,小児眼科に関心のある眼科医にとつて欠くことのできない重要な知識であると考え,ここにその概要をご紹介したいと思う。
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