Japanese
English
眼・光学学会
Prevost (イタリア製クセノン光凝固機)の経験
Clinical Experiences with "Prevost", a Xenon Light-coagulator.
野寄 達司
1
,
馬場 賢一
1
,
紺山 和一
1
Satoshi Noyori
1
,
Kenichi Baba
1
,
Kazuichi Konyama
1
1順天堂大学医学部眼科
1Department of Ophthalmology, Juntendo University
pp.1219-1220
発行日 1967年10月15日
Published Date 1967/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410203748
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- Abstract 文献概要
現在わが国で使用されている光凝固機は主として西独ツアイス製クセノン光凝固機である。クセノン高圧アークランプは光源として,きわめて安定度が高いので,この凝固機は臨床的にも広く応用されている。しかし一方に価格が高く,型が大きく,移動性が少ないなどの欠点や,観察照準系に不満足な点がある。Prevostはイタリア製クセノン光凝固機で,ツアイス型の欠点を補おうといろいろと工夫をしてある。著者らは約1年前から,本機を使用する機会を得た。光学系の性能は西独製に劣るが,価格も安く,型もやや小さく,移動性もあり,適応症を選べば実用に供し得ることがわかつたので報告する。
Prevostは1958年頃に,ミラノ大学の指導により製作されたものであるが,詳細なデータは不明であり,また現在ではあまり使用されていないようである(第1図)。その理由の主なものは観察系の不備によると思われる。
The author described a short experience with the Italian-made Xenon light coagulator. "Pre-vost".
The apparatus proved fairly satisfactory for clinical use after modification of the view-ing system.
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