Japanese
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臨床実験
流行性角結膜炎に対する強力ネオミノファーゲンCの治療効果について
Effects of Neo-Minophagen for the epidemic kerato-conjuntivitis.
笠井 喜代子
1
Kiyoko Kasai
1
1新城市民病院眼科
1The Ophthalmic Department of Shinjo Citizen Hospital.
pp.1245-1248
発行日 1962年12月15日
Published Date 1962/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202614
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従来強力ネオミノファーゲンC (以下S,N.M,C.と略記す)の抗アレルギー作用は基礎的に臨床的に抗アレルギー剤として広く知られております。特に眼科領域に於ては特にフリクテン,アレルギー性眼瞼緑炎,眼瞼結膜炎,虹彩炎,虹彩毛様体炎,虹彩鞏膜角膜炎,上鞏膜炎,中心性網膜炎,急性球後視束炎,癩性眼疾患等に使用されいずれも有効との報告があります。
しかしながらSNMCの作用は抗アレルギー性作用の他に水分電解質の代謝調節,尿,保護膠質の増強作用,炎症抑制作用,結核アレルギー抑制作用,組織呼吸減弱回復作用,副腎皮質機能の調節,解毒利尿の諸作用もあるといわれております。
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