特集 第7回臨床眼科学會
普通講演
(52)視束入口部に於ける脂肪沈着に就て
百瀨 光子
1
1東京都養育院附屬病院眼科
pp.311-313
発行日 1954年2月15日
Published Date 1954/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201788
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Bücklersが(1929)「かすかに輝いて見える色素を澤山にもつている白色「コ」(コーヌスを「コ」と記すを有する83歳の眼球の組織標本をつくり,その硝子膜特に視束入口部にシヤーラツハロートに強染する脂肪沈着を認めたと報告し,私も老人期の白緑色「コ」を有するものと,脈絡膜血管を透見し得る青色「コ」との2例の追試を行い同樣の結果を得た。(臨眼6巻1號)今回更に症例を重ね追試を行いその意義を探究しようと試みた。
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