特集 第7回臨床眼科学會
普通講演
(26)網膜血管徑,網膜中心動脈血壓を計測經過を觀察せる蛋白尿性網膜炎の1例
三國 政吉
1
,
米山 高德
1
1新潟大學眼科
pp.219-223
発行日 1954年2月15日
Published Date 1954/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201762
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所謂惡性腎硬化症に起つた蛋白尿性網膜炎で,全身症状の好轉に伴い眼底所見も輕快した症例に於ける網膜血管徑の推移に就ては昨年度本會席上にて教室島が報告した所であるが,余等は今回慢性腎炎に發現した蛋白尿性網膜炎症例に於て全身症状,眼底所見の増惡して死の轉帰をとつたものにつき,この經過中網膜血管徑計測すると同時に網膜中心動脈血壓も測定して經過を觀察し得たので茲にその成績を記載するものである。
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