臨床實驗
プリビナの眼作用
池田 一三
1
,
南睦 男
1
,
柳田 博子
1
,
田村 ちか子
1
1大阪市立醫科大學眼科
pp.1037-1040
発行日 1953年12月15日
Published Date 1953/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201688
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最近イミダゾリン系の藥物で自律神經に作用するものが種々合成されている。プリビナ(2-(a-na-phthyl-methyl)-imidazoline)はその1つで,強烈な血管收縮作用のあることが知られ,特に局所作用の著しいことから,點眼藥としての應用價値が多いと見られる。私共はチバ製藥から本劑の提供を受け,臨床的に使用するに先立つて,正常眼の瞳孔,眼壓,調節,角膜知覺などに與える影響を知りたいと思い,ウサギ及びヒトの眼について試みた實驗の結果を報告する。
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