臨床實驗
新案眼底測微計(三國式)に就いて
三國 政吉
1
1新潟大眼科
pp.1067-1069
発行日 1952年11月15日
Published Date 1952/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201357
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
網膜血管徑の如き眼底の測微計測には固定検眼鏡を用うるがよい事は言うまでもないことであり,固定検眼鏡としてはGullstrand検眼鏡が今日尚極めて優秀のものである事も異論のないことと思う。
Lobeck (1935)はこの簡易大検眼鏡の附屬接眼鏡としてHelometerの原理を應用した眼底測微計を考案作製したが,これによれば網膜血管徑の計測も可能で從來數多く存在した諸法に比し精度がよくて操作が簡單なためLobeck's Messocularとして廣く世に宣傳されている。
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.