臨床實驗
片側先天性無眼球症
曲直部 正夫
1
1大阪遞信病院
pp.375-377
発行日 1952年5月15日
Published Date 1952/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201152
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
先天性無眼球症に就てはKlinkoschが1766年發表して以來洋の東西を問わず相當數の報告例があり,我國でも明治28年美甘が生後9日目初生兒の兩眼に認めたと報じて以來既に60例以上を算え珍稀なものとは言えない。然し日常臨床に司る者にとつては稀に遭遇する例であり,且つその成因を按ずると興味深い。私は經驗した1例を報じ諸賢の參考に供する。
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.