臨床實驗
癲癇樣發作を伴う内輝性暗點症に對するアレビアチン使用例
木村 春男
1
1京都府立醫科大學眼科教室
pp.812-813
発行日 1951年12月15日
Published Date 1951/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201020
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緒言
内輝性暗點症の治療に古くよりブローム剤,ルミナール,ピラミドン,ミグレニン,アセチールヒョリン,ヒポトニン等の藥剤療法の他,頸動脈周圍交感神經切斷,レントゲン間腦照射等が行われ,或は有效であるとされ,或は無效であるとされて來た。最近では井街1は頸動脈毬剔出を行い三井2はパンピング(腦脊髄液振盪療法)を行つて有效であつた旨報告している。
私は癲癇樣發作を伴う内輝性暗點症の1例にアレビアチンを用いて奏效したと考えられるので報告する。
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