臨床實驗
小口氏病樣眼底像を呈した眼外傷例
濱田 尚子
1
1名大環研萩野研究室
pp.667-668
発行日 1951年10月15日
Published Date 1951/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200964
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緒言
スボンヂボールに據つて起る眼外傷としては,角膜外傷,前房出血,外傷性近視,散瞳,綱膜剥離,緑内障等が起る。之等が發生する頻度に就ては,種々報告があるが,其の中網膜震盪は比較的頻回に發生している。從つて網膜震盪に就ての報告は數多くあるが,以下に述べる症例は特に眼底溷濁が,部分的な小口氏病樣眼底像を呈していたので追加報告する。
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