臨床實驗
遺傳緑内障家系の表現率(優性型)
小島 克
1
1名大眼科
pp.521-523
発行日 1950年12月15日
Published Date 1950/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200734
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外國及び本邦での優性家系につき表現率の比較を試みたので緑内障遣傳えの一つの補遣としたい.
A.外國家系.1.全数での罹患(K)が優性予測数に適合するかを見ると,(−)である.Ⅰ法は全数に親のKも数える.( )はΔ,+,G→Gを省く.Ⅱ法は各同胞より,Ⅲ法は各世代よりK1名を省く.百分率の(1%×2)危險率での信用限界はⅠ法.38.64〜26.78%(44.6〜30%).Ⅱ法は22〜8.9%(27〜10.9%)であった.
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