特集 図で早わかり 実戦!眼科薬理
Ⅱ.眼科臨床薬理各論
7.緑内障
原発閉塞隅角緑内障の臨床薬理
酒井 寛
1
1琉球大学大学院医学研究科・医科学専攻眼科学講座
pp.281-286
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105013
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POINT
◎原発閉塞隅角緑内障は多因子疾患である。
◎原発閉塞隅角緑内障の治療は手術が基本であり,薬物療法は手術を補完するものである。
◎新しい抗緑内障薬ブリモニジンには眼圧下降作用に加えて弱い縮瞳作用があり,暗室うつ伏せ試験を陰性化する。
◎手術により隅角が開放した後の残余緑内障は開放隅角緑内障として治療を行う。
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