特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
4 網膜・硝子体疾患
■検査
スペクトラルドメインOCT
佐藤 拓
1
1群馬大学大学院医学系研究科病態循環再生学講座眼科学分野
pp.250-252
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103948
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ここが変わった!
以前の常識
●タイムドメインOCTが基本であった。
●2Dで観察していた。
●網膜の内部構造が一部わかる(視細胞内節外節接合部IS/OSが見える場合がある)。
●脈膜膜の情報はあまりない。
現在の常識
●スペクトラルドメインOCTが基本となった。
●3Dでの観察により硝子体網膜界面の情報量が増加した。
●網膜の内部構造が詳細にわかる(IS/OSのみならず,外境界膜,第3のラインなど)。
●脈絡膜の厚みの測定が可能になった。
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