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連載 今月の話題
有水晶体眼内レンズの現状と展望
Current status and perspectives of phakic intraocular lens
神谷 和孝
1
Kazutaka Kamiya
1
1北里大学医学部眼科学教室
pp.595-599
発行日 2011年5月15日
Published Date 2011/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103638
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後房型有水晶体眼内レンズはLASIK(laser in situ keratomileusis)に比較して高い安全性・有効性をもつのみならず,術後視機能に有利であることが知られている。本レンズの症例選択を考えるうえで,年齢は21~45歳,前房深度は2.8mm以上,術前屈折度数-6.0D以上の高度近視が適応となり,LASIKで問題となる角膜厚の制限を受けない。トーリックレンズなどの新たなプラットフォームやデバイスが開発されており,今後さらなる安全性や予測精度の向上が期待される。
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