べらどんな
水銀中毒
GEN
pp.1865
発行日 2008年11月15日
Published Date 2008/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102541
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- 文献概要
鯨と日本の医学の縁は深い。鯨学を飛躍的に発展させたのが,小川鼎三(おがわ・ていぞう)先生だからである。脳が専門の偉い解剖学者で,「赤核の研究」で学士院賞を昭和25年に受けられている。
鯨の脳の解剖は動物学者にはまず無理である。ときには6kg以上もある鯨の脳の連続切片を作れるのは,医学部の解剖学者だけなのだ。
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