連載 もっと医療コミュニケーション・6
霧のように消えた医療パフォーマンス学会の秘密―医師につける薬はパフォーマンス学のマインドとスキル
佐藤 綾子
1,2
,
綾木 雅彦
3
1日本大学藝術学部
2国際パフォーマンス研究所
3昭和大学藤が丘病院眼科
pp.988-990
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102293
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ギリシャ時代のヒポクラテス先生ほど権威的な存在ではないにせよ,いまだに医師は「お医者様」であり,特別に高い社会的地位にあることは変わりがないでしょう。
そのドクター相手に,「日頃の患者さんとのコミュニケーションをより良質で効率のよいものに変えていきませんか」と提案し,具体的な改善戦略とスキルをお伝えするのですから,筆者としては大変な緊張です。
しかし,餅は餅屋。ほんの少しの自己表現改革でも多くの果実を手中にできることを,私はこれまで30年間,日本におけるパフォーマンス心理学の創始者でありパイオニアとしてさまざまな職種において実証してきました。
日々の診療でお忙しい先生方に,この連載が少しでもお役に立つことを願っています。
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