今月の臨床 胎児診断—テクニックと評価
生化学検査
20.成長因子
森川 肇
1
,
小林 秋雄
1
,
望月 眞人
1
Hajime Morikawa
1
1神戸大学医学部産科婦人科学教室
pp.822-824
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904951
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胎児は母体から胎盤を通して供給されるエネルギー源と胎児自身の成長メカニズムとの有機的なつながりの中で発育成長する。
近年,胎児発育機構の調節因子のひとつとして成長因子,なかでもインスリン様成長因子(In—sulin-like Growth Factor—Ⅰ:IGF—Ⅰ)が注目されており1〜3),ここではその児成長発育における意義について述べる。
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