連載 病院めぐり
国立大阪病院
鈴木 瞭
pp.936
発行日 2000年7月10日
Published Date 2000/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904090
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国立大阪病院は,戦前に大阪府堺市金岡に存在した大阪第一陸軍病院を前身として,昭和20年12月に現在地に移転して厚生省管轄の国立大阪病院となり現在に至っています.
病院は大阪城の南に位置して,病棟から大阪城全体が見渡せるよき環境にあり,病床数は710床,医師数186名(スタッフ105名,レジデント46名,研修医35名)の総合医療施設で,地域医療センター,救急救命センター看護助産学校,視能訓練学校を併設しています.平成11年度に公表された国立病院・療養所の再編成計画では,がん・循環器・災害医療・エイズの基幹医療施設に,成育・免疫・腎・内分泌・感覚器・運動器・血液・肝臓の専門医療施設と定められており,さらに臓器提供病院にも指定されています.
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