今月の臨床 婦人科外来
主要薬物療法
3.ホルモン療法 2)GnRHアゴニスト
堂地 勉
1
1鹿児島大学医学部産婦人科
pp.564-567
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903626
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●はじめに
Gonadotropin-releasing hormone(GnRH)アゴニストは下垂体のGnRHに対する感受性を低下(desensitization)させ,ゴナドトロピンの産生,分泌を抑制する.その結果,性機能は抑制され,女性ではエストロゲンが,男性ではアンドロゲンが低下する.ゆえに,GnRHアゴニストは性ホルモン依存性疾患に対して投与される.
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