今月の臨床 婦人科外来
主要薬物療法
3.ホルモン療法 1)性ステロイド療法
石原 理
1
,
木下 勝之
1
1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科
pp.558-562
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903625
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性ステロイドホルモンは,性成熟期にある生体の形態と機能を維持するために不可欠なホルモンである.したがって,ホルモン療法として性ステロイドホルモンを投与する場合は,性成熟期にあるにもかかわらずなんらかの理由により内因性ホルモンの産生が不十分であるため不足するホルモンの補充を行う場合と,性成熟期であるなしにかかわらず性ステロイドホルモン自体の薬理効果を期待して投与する場合に大別される.
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