連載 カラーグラフ
実践的な腹腔鏡下手術・25
子宮内膜症の病態とその問題点などから—チョコレート嚢腫合併例を中心として
伊熊 健一郎
1
,
子安 保喜
1
,
堀内 功
1
,
西尾 元宏
1
,
植田 敏弘
1
1宝塚市立病院産婦人科
pp.5-8
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903497
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子宮内膜症に対する確定診断や手術治療には,腹腔鏡による方法が一般的となってきている.しかし,子宮内膜症の病態は個々の症例によって大きく異なり,その対応には苦慮することもしばしばある.今回は,これまでの腹腔鏡下手術のなかでチョコレート嚢腫合併例を中心として,その問題点や課題点などを提示してみたい.
☞次回は,「子宮筋腫核出術:PartII-LAMの 実際,筋腫の回収,TCR—」を報告する.
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