今月の臨床 早産対策—いま臨床医ができること
外来での対策—私はこうしている
5.多胎妊娠の早産防止対策・1
関 博之
1
,
竹田 省
1
,
木下 勝之
1
1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科
pp.698-700
発行日 1998年5月10日
Published Date 1998/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903275
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多胎妊娠における早産予防対策は,安静入院1,2),予防的頸管縫縮術3-5)が行われている.一般的には妊娠28〜34週での入院安静が早産予防に有効との報告が多く,予防的頸管縫縮術の有効性には否定的な報告が多い3,4).しかし,これらの報告には再検討の余地がある(表1).そこで筆者らは予防的頸管縫縮術の有効性を再検討した.
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