今月の臨床 産科外来検診マニュアル
妊娠中期
19.切迫早産
関 博之
1
,
竹田 省
1
,
木下 勝之
1
Hiroyuki Seki
1
1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科
pp.514-515
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901274
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早産児のうち,とくに妊娠26週以後32週未満で出生する超未熟児や極小未熟児の場合は,救命しえたとしても,児の未熟性ゆえに障害を残すリスクが高いことから,早産の防止は,周産期領域における残された重要な課題の1つである。早産の発症を防止するためには,切迫早産の発症を予防すること,さらに切迫早産徴候を早期に,的確に診断し,管理することがたいせつである。そこで,本稿は切迫早産の予防に関する外来管理法について述べる。
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