今月の臨床 婦人科外来治療—Dos & Don'ts
腫瘍外来
2.ポリープ切除
中村 幸雄
1
,
山内 格
1
,
飯塚 義浩
1
1杏林大学医学部産婦人科
pp.126-128
発行日 1997年2月10日
Published Date 1997/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902821
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子宮のポリープ状病変の多くは子宮頸管あるいは内膜の粘膜ポリープであり,捻除することにより,大多数は外来で簡単に摘除できる1).しかしながら大きなポリープや,ポリープ状に下垂・分娩した粘膜下筋腫では切除断端からの出血が予測され,単純な捻除が躊躇される.ここではポリープ状の病変のうち,筋腫分娩に代表される通常の捻除法では摘除困難な症例の外来治療法を中心に述べる.
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