座談会
子宮内膜症不妊とART—不妊治療のsomething newを求めて
松浦 講平
1
,
星合 昊
2
,
神崎 秀陽
3,4
,
堤 治
5
,
齋藤 英和
6
,
苛原 稔
7
,
児玉 英也
8
,
菅沼 信彦
9
,
関 守利
10
,
石川 元春
2
,
岡村 均
1
1熊本大学産科婦人科
2近畿大学産科婦人科
3京都大学婦人科産科
4現・関西医科大学産科婦人科
5東京大学産婦人科
6山形大学産科婦人科
7徳島大学産科婦人科
8秋田大学産科婦人科
9名古屋大学産婦人科
10群馬大学周産母子センター
pp.334-344
発行日 1996年3月10日
Published Date 1996/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902458
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この座談会は1994年10月22日(於:東京ベイヒルトンホテル)に行われたEMART研究会(EM:endometriosisとART:assisted reproductive technologyを組み合わせた造語)でのディスカッションを再構成したものです.この研究会は子宮内膜症と不妊との関連性について基礎,臨床の両面から追求し,さらに子宮内膜症合併の不妊におけるART の位置付けについても検討しようと設けられたもの.したがって主たる研究テーマには①子宮内膜症におけるARTの位置づけ,②子宮内膜症に伴う不妊に対する免疫因子の関与,③子宮内膜症婦人のARTの指標の確立,などが挙げられている,今後2年間にわたって各テーマについて共同研究を行い,不妊研究を行うことを目的としている.
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