今月の臨床 GnRH療法—刺激と抑制
使用上のアドバイス
22.徐放性GnRHアゴニスト(酢酸リュープロレリン;リュープリン®)
菅原 準一
1
,
深谷 孝夫
1
1東北大学医学部産婦人科
pp.340-341
発行日 1995年3月10日
Published Date 1995/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902074
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GnRHアゴニストは酢酸ブセレリン(スプレキュア)として子宮内膜症,子宮筋腫,および思春期早発症の治療,排卵誘発への応用などに現在広く用いられている.最近になり徐放性のGnRHアゴニスト製剤が開発され,子宮内膜症治療を中心に臨床応用されてきている.本稿では,この酢酸リュープロレリンの使用法,副作用対策,今後の臨床応用を中心に述べる.
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