今月の臨床 頸癌,体癌—診療の現況
治療
20.子宮体癌の化学療法
杉森 甫
1
Hajime Sugimori
1
1佐賀医科大学産婦人科
pp.1448-1449
発行日 1993年12月10日
Published Date 1993/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901549
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子宮体癌は頸癌や卵巣癌に比べ予後良好と考えられているが,進行癌や再発癌となると放射線療法があまり有効ではないため,その治療はきわめて困難である。したがって,これらの難治癌や術後のハイリスク群に対する補助療法として化学療法が期待されるわけであるが,いまだ有効な化学療法のレジメンが確立していない現状であり,ホルモン剤をも含めた種々の方法が試みられている。
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