今月の臨床 不妊の原因を探る
卵管因子
22.Laparoscopyの有用性
永井 聖一郎
1
,
加藤 順三
1
Seiichiro Nagai
1
,
Junzo Kato
1
1山梨医科大学産婦人科
pp.1210-1211
発行日 1993年10月10日
Published Date 1993/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901482
- 有料閲覧
- 文献概要
内科系の検査であった腹腔鏡検査は周辺機器の改良や進歩にともない婦人科でも急速に普及した。とくに不妊症領域では骨盤内病変の診断に腹腔鏡検査は不可欠である。また今日では,腹腔鏡下手術は少ない侵襲で開腹手術に劣らない成績が可能になりつつあり,導入する施設も増加している。ここでは,当科での不妊症に対する腹腔鏡検査の方法を説明し,腹腔鏡検査より得られた病態から今後の治療法について述べる。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.