今月の臨床 産婦管理—on callに応える
分娩室
22.クリステレル法の実際と限界
久 靖男
1
Yasuo Hisa
1
1久産婦人科医院
pp.982-983
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901411
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出産をどうとらえるかは産科医によって百人百様である。自然な出産をめざす人もあれば管理的出産を行う人もある。私自身はミッシェル・オダン1)の自然出産に共鳴し出産は自然でなければならないと考える産科医の一人である。いずれにせよ分娩の様式はそれが“いい出産”につながるか否かで評価されなければならない。私は“いい出産”を次のように考えている。
1)母子ともに安全で,快適で,産む人にとって納得と喜びの得られる出産
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