今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点
CQ406-2(新規)
子宮底圧迫法(クリステレル胎児圧出法)施行時の注意点は?
牧野 康男
1
,
金城 淑乃
1
,
牧野 郁子
1
1沖縄県立北部病院産婦人科
pp.738-743
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209132
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●子宮底圧迫法は有害事象の報告も多く,急速遂娩が必要な場合の補助的手段として実施する.
●子宮底圧迫法による分娩中は,可能な限り胎児心拍数モニタリングを行う.
●子宮底圧迫法単独によって児を娩出できない場合は,可及的速やかに吸引・鉗子分娩,緊急帝王切開術による急速遂娩を行う.
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