今月の臨床 ホルモン補充療法;HRT
HRTのプロトコール
15.連続的エストロゲン・プロゲスチン
堤 治
1
Osamu Tsutumi
1
1東京大学医学部産科婦人科
pp.844-845
発行日 1993年7月10日
Published Date 1993/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901372
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エストロゲン補充療法は更年期の各種症状の改善のみならず骨粗鬆症の治療やその他疾患の発症予防に有用であるなど中高年女性の健康維持に有効であると同時に内膜癌や乳癌の発生頻度を増加するなどの問題がある。そこでプロゲスチンの併用療法が行われるようになった1)。本項では,連続的エストロゲン・プロゲスチン投与についてその意義特徴,適応対象,治療スケジュールの実際を具体的に述べる。
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