今月の臨床 卵巣がん—疫学から治療まで
予後
35.臨床進行期別予後
梅咲 直彦
1
Naohiko Umesaki
1
1大阪市立大学医学部産科婦人科学
pp.878-881
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900947
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大阪市立大学須川 佶名誉教授を代表世話人として全国22施設が参加し行われた卵巣癌予後研究会(予後研)の成績1)を中心とし,FIGOのanualreportの成績2)とも比較し臨床進行期(進行期)が予後に与える影響につき検討した。なお予後研の症例は1980年1月より1987年12月に治療を受けた1,185例であり,進行期分類は旧分類である。一方FIGOの成績は1979〜1981年の症例で進行期分類は新分類が用いられている。
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