今月の臨床 胎児治療—どこまで可能か
治療効果のモニタリング
25.尿量・尿生化学・β2ミクログロブリン
増崎 英明
1
,
山辺 徹
1
Hideaki Masuzaki
1
,
Tooru Yamabe
1
1長崎大学医学部産婦人科学教室
pp.338-340
発行日 1992年3月10日
Published Date 1992/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900787
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胎児の発育および形態については,超音波断層法によって比較的日常的に評価されるようになったが,胎児機能については,現在,模索されている段階といえる。胎児治療を行う際には,成人の場合と同様,主要臓器の機能評価が必要である。ここでは,尿量や尿生化学的所見による胎児腎機能の評価法について概説する。
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