今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療
子宮頸がん編
ペムブロリズマブ施行時の有害事象対策
池内 香子
1
,
松本 光史
1
1兵庫県立がんセンター腫瘍内科
pp.890-897
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211056
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●免疫関連有害事象(irAE)を意識した事前の検査オーダー,コンサルト時期やコンサルト前の検査など,他科との相談を含めた事前の準備がきわめて重要である.
●irAEの症状は多彩であるが,発症を早期認知するために,主要な症状を知っておくべきである.また,軽度の変化にも注意する必要がある.
●多臓器にirAEが発現する可能性があり,致命的になりうる.他科とも連携し,迅速な対応が必要である.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.